会計プロフェッションコース:Vol.1

資格取得をめざし学業に専念。学問の本質を理解し、アカデミックな思考力を養う2年間に。

所 裕一郎さん所 裕一郎さん
会計プロフェッションコース2年

大学院への入学を決めたきっかけはなんですか?

中小企業診断士として経営コンサルティングに従事するなかで、財務諸表を読み解いたり、企業の求めるものをより深く理解したりするために、もっと財務・会計に関する知識が必要だと感じていました。「税理士」という資格の取得を目的としていたわけではなく、プラスアルファの知識を得るにあたり、付随して税理士の勉強が必要と感じたからです。

実際に入学してみていかがですか?

校風については、年齢・キャリアなどが異なる生徒が多数いるため多様性が高いと感じています。講義の中で多様な学生との意見交換をすることで、新たな気付きを得ることができます。
また、こうした関わりや実際の勉強を始めて、自分が本当にやりたいことは税理士なのか、立ち止まって考え直しました。私が目指すところは、企業を俯瞰的に捉え、問題点にフォーカスすること。会計士のほうが経営コンサルティングと親和性が高いと思い、転換を考え始めました。その後、ゼミの指導教授である青木茂男先生にも相談し学業に専念し、会計士を目指すことを決意しました。

学業に専念されているのですか?

はい。入学前は仕事をしていましたが、資格の転換に伴い、現在は2年間キャリアをストップし、学業に専念すると決めています。現在は、大学院での勉強に加え、専門学校へ通い、ダブルスクールをしています。この2年間は徹底的に勉強するつもりです。

学費のやりくりはどのようにされているのですか?

在職時の貯蓄から捻出しています。マルチディグリー制度の利用を考え、税理士を目指していたときは、仕事と学業を両立するつもりでしたが、会計士を目指すことに伴い、仕事のあり方も見直しました。

専門学校にも通われているとのことですが、大学院との違いはありますか?

テクニック的なことは専門学校や実務から得ることが多いですが、本質的な部分や、思考力の養い方といったものについては大学院でないと得ることができないと感じています。こうして得た考え方は、今後の仕事にも直結する財産だと思っています。

実際に学んでみて感じたことは?

私は、もともと基礎知識がほぼ無い状態で入学しました。授業を受けるなかで、基礎的な内容をカリキュラムに盛り込んでいるという研究科長の言葉どおり、カリキュラムに反映されていることを実感しました。また、基礎力の鍛錬に注力されていることも感じます。

春学期を終えてみて、いかがでしたか?

まだ論文作成は佳境に入っていないので、講義科目に対する比重が大きかったです。その中で、特にゼミの指導教授である青木茂男先生の「管理会計論」が有意義な授業となりました。中小企業診断士として授業で学ぶ管理会計技法を得ており実践していたつもりですが、なぜこうなるのかといったアカデミックな部分については、授業を通じて新たな気付きを得ることができました。

卒業後のビジョンをどのように考えていますか?

短期的ビジョンは会計士試験合格後、監査法人で実務経験を積むことです。長期的ビジョンは現時点では不明確です。2018年3月の卒業後、2018年度8月の会計士論文式試験合格を目指します。会計士試験合格後、監査法人で実務経験を積む予定です。実務経験の中で課題が見え、課題に対して行動していく中で長期ビジョンが明確になっていくと思います。
社会や企業の課題は近年のグローバル化によって複雑化・高度化しています。卒業後も自らの技能を磨き続け、課題解決を行うことで社会に良いインパクトを与えたいと考えています。

今後、資格取得や大学院への入学を目指される方に一言お願いします。

ゴールを考えてほしいと思います。何のために働くのか、資格がどのように関連しているのかでもいいと思います。そのうえで、研究科長である武見先生の云う「ハイブリッド人材」に共感されるなら、入試説明会、授業見学でぜひ雰囲気を感じていただければ、在学生として嬉しく思います。