税務プロフェッションコース:Vol.1

自分の生活スタイルにあった大学で、家庭、子育て、仕事の両立を目指す。

田島美佳さん田島 美佳さん
税務プロフェッションコース 2年

大学院への入学を決めたきっかけはなんですか?

受験を決めた当時、既に簿記論、財務諸表論、消費税法に合格していたのですが、家庭と仕事の両立で、そこから税理士を確実に目指すためには、大学院への入学が最短だと思いました。

会計ファイナンス研究科を選択したポイントはなんですか?

仕事も子育ても諦めるという選択肢がない状況のなか、平日は残業もあるため夜間の授業ではなく、土日に授業があり通学できる大学というのが大きかったです。私の求めるワガママが全て満たしてくれた内容であったことが1番のポイントです。また、専門実践教育訓練給付金を活用できるため、経済的にも魅力的でした。

授業については?

研究者ではなく専門家を目指しているので、税法に関する分野だけでなく、民法、ファイナンス、会計、監査、FPと実務に役立つ幅広い分野の授業を受講できることが良いです。

学んでみて、気づいたことや変化したことはなんですか?

資産税が専門の事務所でコンサル業務を行っていますが、民法や会社法、ファイナンスの考え方などは、実務に直結するところがあり根拠に基づいた問題解決の提案という仕事スタイルの意識が強まりました。

周囲の院生はどんな方々でしょうか?

同じ目的で勉強されている方が多く、仕事しながら、子育てしながら、主婦しながら、とさまざまな環境の中で勉強されているという共通点もあり、また幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。勉強熱心な方が多く、いつも助けていただけています。懇親会も定期的に行われており、院生同士の繋がりはとてもフレンドリーです。仕事や勉強の情報交換も活発ですし、仕事に関して言えば、お互いの得意分野も違ったりしますから、相談し合ったりもします。

教員の印象は?

熱心な先生が多く、論文の執筆に関することだけでなく、仕事においての疑問点等にも快く相談に応じていただけます。入学直後の頃は、先生=お偉い方という印象で少し緊張していましたが、今は全くそのようには感じません。どの先生も本当に熱心で気さくです。

修士論文の執筆については?

一言でいうと、大変です。私は、入学当時からなるべくは実務とかけ離れないテーマで取り組みたいと考えていました。意識的にテーマに関する書籍の収集は行っていましたが、いざ、書くという作業に入るとなかなか進まず苦労しています。
1年生の頃は、とにかく卒業単位を取得するため論文作業に、なかなか時間はかけられないのですが、周りの様子を見ているとテーマ決めの作業は早くスタートするのが良いと思います。自分が書きたいと思うテーマが書ける内容なのかどうかを先輩や先生方にアドバイスをもらい、先行研究が少ないなど書き辛いテーマなら、変更も可能です。ギリギリでは、変更も難しくなるので本当に大変です。

通学している現在の生活について、仕事や時間など、どんな工夫をされていますか?

頑張りすぎないことを意識しています。家事、子供のこと、仕事の生活でもかなり体力的に大変でしたが、そこに大学での勉強が加わりますから、タイムマネジメントは慣れるまでは試行錯誤でした。結果、家事がどんどん手抜きになり、子供と接する時間も減りましたが、2年間限定なので割り切ってやっています。あとは、睡眠時間を確保するため、朝方の生活に変えました。朝に夕飯を作ったり、朝に勉強したり、朝に仕事の持ち越し作業をしたり…と、生活スタイルを変えました。

卒業後のキャリアプランについてお聞かせください

卒業後は、税理士登録をし、資産税の分野で、できれば事業承継の事案を扱う仕事に携わりたいと考えています。税理士としての信頼を得るわけですから、新しいことにもチャレンジして仕事の幅を増やしていきたいと考えています。税理士の仕事はAI技術の躍進で、10年後になくなっている職業の上位に挙がってきます。ただ資産税が特にそうですが、様々な人間関係が絡み、それぞれの人たちの考えを汲み取りながら最適な提案を行うということについては、まだまだ人だからこそ機能する分野だと思います。卒業後も勉強を続けながら税理士としてチャレンジしていきたいと思います。

今後、受験を考えている方へのメッセ-ジをお願いします

正直、家庭、子育て、仕事の両立は大変です。周りの理解も必要ですし、協力も必要です。私の周囲には、こういった状況でも成功されている女性がいらっしゃいます。この大学にも、同じ環境の女性の方々が多くいらっしゃいます。理解して応援してくれる強い味方がこの大学には大勢いますので、同じ環境で受験を悩まれている方は、是非チャレンジしていただきたいです。苦労もありますが、得られるものの方が大きいです。