アクティブ・ラーニング(地域活性化)

アクティブラーニングは、学年を問わず、希望者が参加して実施します。 授業と異なり、単位修得制ではありませんが、さまざまな活動の機会を用意し、教室で学んだ知識を社会で実践する場として、自分の興味や関心を知るための機会として、活用しています。

地域プロデューサー養成プロジェクト
さんむ田んぼアートProject
真間あんどん祭り
亀島まつり
銀座芋ROCKプロジェクト

地域プロデューサー養成プロジェクト

まちを賑わす観光ビジネスモデルを考える

「地域プロデューサー養成プロジェクト」は、大学生観光まちづくりコンテストへの参加を通じて、コンテストが対象とする地域を観光で活性化するアイデアの提案に挑戦しています。
地方における人口減少は、経済の低迷や都市部との格差の拡大といった懸念があります。この課題を解決するものとして高い効果が期待されるのが観光であり、まちを賑わす新しい観光ビジネス、地域の名産を使った商品開発などに関心が高まっています。このような観光を軸としたまちづくりの知識とスキルを養い、まちの活性化を推進する人材の育成を目的に実施するのが「地域プロデューサー養成プロジェクト」です。実際に地方のまちを訪れ、文化、歴史、産業などの資源を最大限に活用した新しい観光プランづくりに取り組むことから、まちを賑わす企画立案の方法に理解を深めます。学生たちは考えた観光プランを地元の方々に発表、意見やアドバイスを取り入れたプランの改良を行い、大学生観光まちづくりコンテストに応募します。 2015年度のコンテストでは、対象地域の青森県の中から弘前市の名所、弘前城で行う結婚式のプランを発表し、第2位に相当する青森県知事賞を受賞しました。2016年度は青森県のほか、北陸三県を対象した観光活性化の提案を行います。

このプロジェクトでの私の目標は、課題発見力や課題解決力を鍛えること。インターネットで調べることはできますが、土地の様子や観光客の傾向などは実際に行ってみなくては分かりません。フィールドワークでは「なぜ?」という視点を持ち、直接話を聞いてこそ地域の課題を明らかにできるということを学びました。地元の方々との交流や、郷土料理を楽しめることも魅力です。

堀田知里(東金高校出身)

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さんむ田んぼアートProject

農・食・アートのまちおこしを学ぶ

千葉県山武市と人間社会学部が連携した本格的な活動が2016年度よりスタートしました。その第1弾として、「さんむ田んぼアートプロジェクト」に参画しています。
私たちが食べている米にはさまざまな種類があり、葉や穂の色もそれぞれに異なっています。色とりどりの稲を使って田んぼに絵を描き出すのが田んぼアート。「さんむ田んぼアートプロジェクト」は、山武市・福島県相馬市・神奈川県横浜市というそれぞれ海に面した3つの土地で同時進行でアート制作を行う「大地を繋ぐ田んぼアートプロジェクト」の一環として実施され、3つのチームは互いの土地を行き来しながら農の中に根ざしたアートを通じた交流を行っています。
山武市ではこのプロジェクトを、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた新しい観光コンテンツ作りの1つとして、地域の活性化、グローバル化もめざしています。学生たちは山武市にこのプロジェクトに関わることで、将来に活かせる地域活性化やまちづくりに必要な知識とスキルを学びます。また、田んぼアートを通じた東日本大震災の被災地である相馬市との交流から、被災地の復興を支援するアイデアと実践について理解を深めます。

田んぼアートは、プロジェクトの運営メンバーをはじめ、市役所、地域の方々による円滑な連携で成り立っており、この活動に関わることでまちおこしを実践的に学ぶことができます。田植えには子どもたちや外国人の参加もあり、世代や国籍を越えてたくさんの人々が交流することが地域の活性化に繋がると思いました。

中居明日香(宮古高校出身)

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真間あんどん祭り

さまざまな世代が交流するイベントからまちづくりを学ぶ

2015年度より本学近隣の真間山弘法寺と参道周辺の商店街、市川市と協力して、弘法寺へと続く石段を手作りの行灯でライトアップし、境内でライブコンサートや盆踊りを行うイベントの運営に参加しています。このイベントは、市川市真間地区で行われる夏の風物詩「市川ほおずき市」と「灯籠流し」と同日に開催するもので、同地区により一層の賑わいを創出することが目的です。
ライトアップには、地域の小学生が人間社会学部の学生とともに手作りした行灯を使用しています。地域に住むさまざまな世代が一堂に会するイベントで、子どもたちは自分で作った行灯が石段を灯す光景に地域への愛着を深める一方、住み慣れた地元への思いを強くする高齢者の方々もたくさんいます。ライトアップにより夜の景観が演出された弘法寺に住民が集うイベントを通じて、地域の魅力を再発見する機会を提供すると共に、このイベントに参加する学生たちは人間社会学部の学びの分野である福祉についての理解を深めています。さまざまな世代の地域住民との交流を通じて、地域で取り組む支援やサービスとは何かを考えます。

子どもたちと一緒に作った行灯が地域でどんな役割を果たすのか、ということに興味がありました。当日、自分たちで作った行灯を嬉しそうに飾っている子どもたちの姿や、「楽しかったよ。ありがとう!」という言葉にやりがいを感じながら、地域の方々が積極的に参加してくれたからこそ、きれいにライトアップすることができたのだと思いました。

粂川藍里(野田中央高校出身)

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亀島まつり

地域のニーズに応じた施設の取り組みを現場で体験する

社会福祉法人カメリア会が地域の町内会などと共催する「亀島まつり」に運営ボランティアとして参加しています。福祉に関連する施設の運営を担う人材の育成をめざす人間社会学部では、学生たちが施設の利用者や地域の方々が訪れる夏まつりの運営を通じて、施設の事業や職員の仕事、地域貢献などに理解を深めると共に、ホスピタリティ・マネジメントを学んでいます。福祉分野でのキャリアを考える学生たちは、利用者や地域のニーズに応じた施設の取り組みを現場で体験することでその後の学び考え、また、施設スタッフとの協働、来場者との交流からコミュニケーションの重要性を肌で感じる貴重な機会と捉えています。

介護福祉士プログラムの前に、施設について知る機会だと思い、亀島まつりに参加しました。施設で開催するまつりでしたが、施設の利用者はもちろん、近隣の住民も多数来場し、みんなとても楽しそうでした。施設は閉鎖的なイメージもあるかもしれませんが、ここはとても明るくオープンで、印象が大きく変わりました。

遠藤和弥(日本工業大学駒場高校出身)

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銀座芋ROCKプロジェクト

ソーシャルビジネスを実践的に学ぶ

2015年度より「銀座芋ROCKプロジェクト」(主催:農業生産法人 株式会社銀座ミツバチ)に参画し、本学1号館屋上に設置したプランターで学生たちがサツマイモを栽培しています。
大都会でもミツバチが育つ豊かな環境作りをめざし、銀座のビル屋上の緑化に取り組む(株)銀座ミツバチが立ち上げたこのプロジェクトは、屋上緑化の一環で栽培、収穫したサツマイモを使った芋焼酎の生産、販売を行っており、2015年度は本学で収穫されたサツマイモ4kgを提供しました。 屋上緑化には地球温暖化の緩和、省エネルギー対策といった環境問題の解決と共に、屋上緑化の取り組みとして栽培されたサツマイモを地方の醸造所に委託して芋焼酎を生産することは、地方経済の活性化の一役を担うことも期待されます。環境問題や地域活性化といった社会の課題をビジネスで解決するソーシャルビジネスが注目される中、人間社会学部もソーシャルビジネスを学びの柱に据えています。学生たちは栽培したサツマイモが芋焼酎として販売され、その収益で継続的な事業として発展するプロセスを学びながら、社会的課題を解決するビジネスアイデアの発想力と具現化する力を身につけていきます。

私たちが収穫した芋だけではとても足りませんが、焼酎用にいろいろな場所で芋を育てているので、関わる人たちとの繋がりを感じられます。育てた芋が焼酎になって販売され、地域に広まっていけば交流も生まれるし、高齢者施設で栽培すれば、利用者が屋上へ歩いて水をあげに行くことで、自立支援にもなる。屋上栽培にはさまざまなメリットが考えられます。

中川西瑞輝(東京学館船橋高校出身)

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