内海幸久ゼミナール(人工知能・社会現象の数理解析)

コンピューターや数学を利用して人間の行動や社会現象を考える

研究テーマ紹介

研究テーマは大きく2つあります。

  1. 人工知能(AI)
    AIを利用した会話処理(自然言語処理と呼ばれています)を研究します。会話ができて役に立つコンシェルジュを作成することを目標としています。
  2. 社会現象の解析
    社会で起こる様々な現象を解き明かす手法を研究します。社会で起こる「どうして?」「なぜ?」を説明・予測することを目標としています。

活動紹介

【主な活動】
社会現象を分析するツールであるゲーム理論を中心に研究をします。

【学年別の活動】
導入である2年生では、数学のテキストを利用して分かりやすい報告方法を身につけることを念頭に、数学に対する好奇心を増すことを目標としています。数学的な発想を理解することで、多くの分野をより深く知る基礎を固めることが可能となります。

3年生のゼミは、正規の授業となるゼミナールと、学生同士が自主的に集まり研究会の補助的な役割をなるサブゼミナールから構成されます。ゼミナールでは英文テキストの精読を行い、高度な議論を行います。サブゼミナールでは数学補助や基本的な文献の討議を学生同士で行い、ゼミナールの準備に役立てます。

4年生のゼミは、卒業論文の執筆です。個別指導によって論文を書き上げていきます。利用したテキスト欄に記載してありますが、この研究会では英文のテキストを利用します。最初の頃は大変だとは思いますが半年もすれば抵抗もなくなります。3年生の秋学期には英語に自信持てるようになることでしょう。ゼミナールでの鍛錬が大きな自信につながります。卒業論文を英語で執筆する学生、海外に留学する学生もいるほどです。

【ゼミ生の取得資格】
資格取得は推奨しているわけではありませんが、学生のみなさんの努力の結果を記しておきます。ゼミ生のみなさん頑張っていますね。
・英検準1級、TOEIC 650点以上、日商簿記1級など

【過去に利用したテキスト】
Slikker and Nouweland (2001) Social and Economic Networks in Cooperative Game Theory
Joel Watson (2002) Strategy: An Introduction to Game Theory
Aliprantis el.al. (2013) Existence and Optimality of Competitive Equilibria
Simon and Blume, (2010) Mathematics for Economists, Norton
John McDonald and Neil Weiss (2012) A Course in Real Analysis
Jiri Matousek and Jaroslav (2011) Nesetril Invitation to Discrete Mathematics

学生の声

学生T
数学の一分野である実解析について学びました。実解析では全ての数を集合の一要素として扱い、中学・高校数学の応用を論理的思考により学習していきました。集合から集合への変換として関数を扱ったり、選択公理によって順位付けされた集合を数列として扱ったりと数学を多面的にアプローチする事によって数学力を養いました。このような数学力は社会科学分野の基礎となり、ゆくゆくは社会現象を数理的に分析していきます。

学生O
ゼミで実解析というものを学んでいます。昨年の春学期に先生の授業を受けた時、ゼミに誘われたのがきっかけです。ゼミにはいるまでは実解析に触れたことはありませんでしたが、先生は分からないところを聞いて、図で表したりなど1人1人に丁寧に教えてくださり、僕らの理解をとても深めてくれました。最初は何が何だか分からなかった実解析も今では以前より使い方などが分かるようになってきました。