「岩手県大船渡市ボランティアツアー」活動報告

2015年11月30日

商経学部では9月9日(水)から11日(金)まで、東日本大震災で被災した岩手県の陸前高田市の視察および大船渡市碁石海岸の清掃活動を行うため、ボランティアバスツアーを実施しました。

三陸沿岸の被災地域の視察とボランティア活動を行うバスツアーは、震災があった2011年から毎年続けられています。被災地の復興にはまだまだ多くの支援が必要とされていますが、今年で5年目を迎えた商経学部のボランティア活動は、被災地域でも定着、認知されつつあり、参加する学生にとっても社会や地域に貢献することを考える体験の機会となっています。

今年は商経学部の千葉啓司教授、渡辺憲昭教授、近藤真唯専任講師の引率で、学生29名が参加しました。陸前高田市の視察の後、大船渡市に移動した学生たちは10日、同市の観光名所である三陸復興国立公園・碁石海岸を美化する活動を通じて復興に貢献しようと、草刈りを行いました。あいにくの悪天候で最終日の11日には活動することができませんでしたが、学生たちはこのバスツアーを通じて被災地域の現状や課題などを学び、さまざまな思いを胸に大学に戻ってきました。

被災地域の復興を支援する活動は、現地でのボランティア活動に限らず、11月の学園祭では三陸沿岸で水揚げされたサンマの塩焼きや地元の物産品販売、また、3月のキッズビジネスタウンでも物産品販売を行い、収益を寄付する予定です。

岩手県大船渡市碁石海岸ボランティア風景岩手県大船渡市碁石海岸ボランティア風景

学生の声

  • 3年続けて参加したため、年々復興していく様子を間近に見ることができたのが嬉しかったです。地元の方に温かく迎えていただき、また、おもてなしに感謝しています。現地での交流を体験してこそ、人との絆の大切さを実感することができました。このような体験活動の素晴らしさを、将来教員となった時に教え子に伝えていきたいです。
  • 学年の垣根を越え、充実した活動ができました。被災地は復興の兆しは見えていましたが、仮設住宅も多くあり、復興にはまだ時間がかかると感じました。活動しながら、日常生活の中で水や物を大切にする気持ちを忘れ、贅沢慣れしていることを感じ、あらためて全ての物事に感謝することを忘れないようにしたいと思いました。
  • 復興は着実に進んでいると思いましたが、草刈りやゴミ処理等の身近な部分に手が回らなくなってしまっているのが現状です。今後もこのようなボランティア活動を続けていく必要があると感じました。
  • ボランティア活動は、その時点での臨機応変な対応が求められていることを実感しました。また、みんなで同じ目標に向かって作業することには充実感を覚えた反面、効率的に作業することを考えさせられました。
  • 人は一人ではなく助け合って生きていくものだと強く思いました。これからの人生でも、困っている人、助けを求めている人の力になっていきたいです。
  • 実際に建物の被害を目にすると、テレビで見て想像していたものとはまるで違っていました。もっと被害の大きさを訴える活動をしても良いのではないかと思いました。
  • 参加する前は、草刈りなどが役に立つのだろうかと思っていましたが、活動をしてみると、誰かがそれを必要としているからボランティア活動が成り立っていると感じられるようになりました。

岩手県大船渡市碁石海岸ボランティア風景